【体験談】「うちの子だけ馴染めない?」悩み続けた”ならし保育”のリアルと気づき

初めての育児





「明日も、早めのお迎えをお願いします」




ならし保育期間中、毎日言われた言葉です。



悩むママ
悩むママ

園に通い始めたけど、ウチの子だけずっと泣いている…

悩むママ
悩むママ

もしかして、ウチの子だけ馴染めないのかな?



そんな不安や悩み、めちゃくちゃ分かります。



ウチの子も、まさにそうでした。



預けた瞬間、
小さな手を精一杯伸ばして
「置いていかないで」と言わんばかりに
泣きじゃくるウチの子。



どうか、泣かないで。
でも頑張ってほしい!




この葛藤に、何度も心が押しつぶされそうになりました。




本記事では、

  • ならし保育に不安を抱えているママとパパ
  • 「なかなか園に馴染んでくれない」と悩んでいるママとパパ

へ向けて、

  • ならし保育期間中に出てくる不安や悩みの正体
  • 実際にあった我が家のエピソード
  • 親ができる心の整え方

について、
パパ目線で紹介していきます。


記事を読んでくれたあなたの心が、少しでも軽くなりますように✨️


まず、お伝えしたいことがあります。

それは――

今のままでも”大丈夫”



ということです!


「え?本当に?」
「いや、だったらこんなに悩んでいないよ!」




って、思いますよね(笑)


でも、
ならし保育が「うまくいかない」のは、全然普通のことなんです。




子どもが泣くのは普通。
園に馴染めないのも普通。

親が他の子と比べてしまうのも普通。
自分を責めてしまうことだって普通。

決して特別なことではなく、
どの親も、必ず同じように悩んでしまう時期なんです。



実際に、ウチの子は
他の子たちよりも、園に馴染むのにいちばん時間がかかりました。


ならし保育期間中、
毎日どの家庭よりも早くお迎えに行って
結局最後まで慣れることはなかったのです。


…めちゃくちゃ悲しかったですし、辛かったですよ(笑)


それでも
今では誰よりも早く登園して、お友達と笑顔で遊んでいます。


あの頃さんざん悩んでいたのに、それが嘘のようです(笑)


ならし保育では、子どもが安心できる時間を少しずつ伸ばしていきます。

子どもの成長が遅れているのではなく、

保育園・幼稚園の先生が、
その子のペース”を尊重してくれているのです




いや、そうは言っても……

「バイバイしたあと泣き止んでくれるかな?」
「泣き止まなかったらどうしよう……」
「もしかして、今日も早くお迎えに行くことになっちゃう?」
「仕事、今日も早退しないといけないのかな?」
「他の子はどうなんだろう?」
「そもそも他の子たちと仲良くしてくれているかな?」
「給食はきちんと食べてくれるかな?」
「先生に迷惑をかけていないかな?」



こーんなにたくさんの不安が、頭の中をぐるぐると駆け巡ってくるんですよ!



「気持ちの整理なんて無理っ!!!」



って、思ってしまいますよね(笑)




でも、大丈夫。
そう思うことだって普通なんですよ。


少し考えてみましょう。


ならし保育が始まるまでは、

  • どのようにすれば泣き止むのか
  • なぜ泣いているのか
  • 得意なこと、苦手なことはなにか
  • 好きな食べ物、苦手な食べ物はなにか
  • 人見知りはするのか
  • 場所見知りはするのか

24時間ずーっと傍で、誰よりも子どものことを見ています。


でも、ならし保育が始まるとその環境がガラリと変わってしまうのです。


子どもの性格や育児のコツをつかみ始めてきたタイミングで、自分の手を離れてしまう――


当然、心配してしまいますよね?


さらに、初めて同い年の子たちと一緒に過ごすことにもなるのですから、周りの子たちと自分の子を比べてしまうことだって自然なことなんです


わが子の成長を思えば思うほど、
どうしても心配したり悩んだり、そして葛藤したりしてしまうんです。


つまり、ならし保育の期間って

パパとママが、子どもと離れることで生まれる葛藤や悩みに慣れていく時間


でもあるのです。


子どもによって成長のペースはそれぞれ違いますし、
保育園に順応していく早さもそれぞれ違うのです。


「ウチだけ?」と過剰に焦らなくて大丈夫。
どの親も通っていく”心の過程”なんです。

ならし保育期間中、最後の最後まで他の親よりも早くお迎えに行っていました。



最初の一週間は、とにかく毎日泣きっぱなし。

  • 先生に預けて、扉が閉まった途端に大きな声で泣き始める
  • お迎えに行っても、しばらくずっと泣き止まない
  • 帰宅してからも、親が部屋を出ようとすると泣き始める


そして、
子どもを迎えにいくたびに、他の子たちが楽しそうにしている声が聞こえてくるのです。

「泣いている子はいない……」
「うちの子だけ、どうして?」
「このまま、園に馴染めなかったらどうしよう」



羨まして、苦しくて。
不安はどんどん大きくなっていきました。


ママは、誰よりも強い不安を抱えていた


先生からの報告を聞くたびに、パパよりも不安が強くなるのはママです。

なぜなら、
ほとんど毎日、子どもの様子を最初に見て聞いていたから。


「今日はあまり食べられませんでした」
「ずっとドアの方を見て泣いていました」
「明日も、お昼前にお迎えをお願いします」


どこかで期待しているからこそ、言葉の一つ一つが重くのしかかっていたんです。

パパは、仕事中でも”心ここにあらず”だった


仕事中、スマホばかり見ていた私。

ママ
ママ

今日も泣きっぱなしだったみたい…

ママ
ママ

今日は泣きながら部屋を出ようとしていたみたいだよ…


この一言で、手が止まってしまう。

「なんて返信したらいいんだろう…」



子どもの表情や泣き声だけでなく、
頑張ってくれているママの気持ちまで想像できてしまう。


正直、仕事どころではありませんでした。


心が救われた一言


ならし保育中、ウチの子が泣かずに園で過ごすことはできませんでした。


でも、約2ヶ月経ったある日――

「今日は泣かずに過ごせましたよ」

と、先生から嬉しい報告を聞けたのです。



”ゆっくりでも大丈夫だった!”



ちゃんと前に進んでいたんです。
あの瞬間は、一生忘れられません(笑)

そうは言っても、やはりならし保育中は気持ちの整理がポイントになります。

ここでは、実際にウチで取り組んだ”心の負担を減らすための工夫”を3つ紹介します。

「成長のメモ」を残す


どんな小さなことでもOKです!

  • 預けたとき泣かなかった!
  • 昨日より泣いている時間が少なかった!
  • 先生が抱っこしたら落ち着いた!
  • 園のおもちゃを触った!
  • 昨日よりも迎えに行く時間が遅かった!


文字にして残すだけで、驚くほど気持ちの整理ができます。


くー
くー

あとから、子どもの”ちょっとした”成長を振り返ることができるのでおすすめです✨️


「比べない時間」を作る


情報を入れ過ぎないように意識しよう!

  • SNSを見ない!
  • 送迎時、周り親子を見過ぎない!
  • 今日は「自分と子どもだけ」を見る日と決める!


くー
くー

比べる対象は、他の子でなく”昨日のわが子”にしましょう✨️


「悩み」を共有する


不安を1人で抱え込まず発信しよう!

  • パートナーへ
  • 園の先生へ
  • 両親・義父母へ
  • 同じ状況の友達ママ、そしてパパへ
    特にママ同士で愚痴や悩みを言い合うのは効果大です!


”自分が抱いている感情や悩み”を言葉に出して伝えてみましょう。

くー
くー

言葉にするだけで、気持ちがスッと軽くなることがありますよ✨️



パパが送迎するだけで家族の絆が深まる。


「いや、本当に?」
って思いますよね(笑)

でも、これ本当ですよ✨️


もちろん、最初からうまくいくことはありませんでした。


朝、出発しようにも泣き止まず、部屋から出ようとしないウチの子。
なんとか園に連れて行っても、ずっと泣きながら私にしがみついていました。

でも、時間とともに泣かずに登園できるようになり、迎えに行くと部屋から笑顔で出てくるようにもなりました。


そして、いつからか――

子ども
子ども

パパきた!!✨️



と、笑顔で走り寄ってきてくれるようにもなったのです。


「パパが送迎してくれると、ほんと助かるよ!」
なんて、ママから言われたことだってあります。


この瞬間、
すべての悩みや不安が報われた気がしました。


つまり、パパが送迎するだけで、

  • 先生と話しやすくなり情報が入りやすくなる
  • ママの心の余裕が保たれ、負担が確実に減る
  • 他の園児から「◯◯くんのパパだ!」と人気者になれる


などのメリットがあります。
正直言って、いいことだらけなんです(笑)

くー
くー

可能な日は、パパが送迎を担当してみましょう。
子どもとの絆づくり、そしてママの負担を減らせる大チャンスですよ✨️


ならし保育がうまくいかないのは普通のこと。

  • 私だけ早く迎えに行くのも”普通”
  • 子どもが泣き止まないのも”普通”
  • 家庭ごとにペースが違うのも”普通”

そして、
たくさん悩んで、たくさん心配してしまうことも当然なんです。


でも、
焦らずに、子どものペースを信じて大丈夫です。
不安なのは、それだけ子どもに向き合っている証拠ですから。


子どものペースはそれぞれですが、一歩ずつ前へ成長していきます。



焦らず、今日できた一歩を一緒に喜んでいきましょう✨️


くー
くー

「うちの子だけ」と思い詰めなくて大丈夫。
そして、一人で抱え込まなくても大丈夫です。
もし心が折れそうになったら、この記事をまた読みに来てください✨️



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質問1
悩むママ
悩むママ

ならし保育期間って、どれくらいが普通なの?

ふくろう<br>先生
ふくろう
先生

一般的には1~2週間と言われているよ。
でも、子どものペースに合わせて延長することもあるから、必ず園の先生に聞いておこう!

質問2
悩むママ
悩むママ

ウチの子だけ泣き続けている…大丈夫?

ふくろう<br>先生
ふくろう
先生

気になることは、迷わず相談してみよう!
家庭で安心できる時間、安心できる遊びなどをつくっておくことも有効だよ!

質問3
悩むパパ
悩むパパ

全然、子どもが慣れてくれない…

ふくろう<br>先生
ふくろう
先生

ならし保育期間中に慣れない子だっているよ!
でも、少しずつ成長していることは間違いないんだ。子どもを迎えに行ったら、「がんばったね」って褒めてあげよう!

質問4
悩むママ
悩むママ

先生に迷惑かけてない?気まずい…

ふくろう<br>先生
ふくろう
先生

「どのように子どもと向き合ったらいいのか」について、先生と一緒に相談しながら考えていこう!
気まずく思ってしまうことは”普通”のこと。だからこそ、ママやパパができることを見つけていこう!

質問5
悩むママ
悩むママ

どうしても、他の家庭と比べてしまう…

ふくろう<br>先生
ふくろう
先生

それだけ真剣に子どもと向き合っている証拠だよ!
「自分の子だけ、どうして?」ではなく、「それが普通のことなんだ」と思うことにしよう!

質問6
悩むパパ
悩むパパ

ママが落ち込んでいて、見ていてつらいよ…

ふくろう<br>先生
ふくろう
先生

パパが送り担当、ママが迎え担当など、家族で役割分担を決めてみよう!パパだからこそできることはたくさんあるよ!

質問7
悩むパパ
悩むパパ

早迎えが続くと、仕事に影響が…

ふくろう<br>先生
ふくろう
先生

職場には事前に相談し、理解を得ておこう!
大切なのは、ママではなくパパが積極的に相談することだよ!

この記事を書いた人
くー

初めまして(^^)くーと申します♪
仕事と育児の両立に奮闘する現役パパ(4年目)です。
2021年に、最愛の第一子が誕生!
「家族の時間を大切に」がモットー✨️
子育ては、毎日悩みごとの繰り返し。そんな悩みごとのヒントになるような”道しるべ”を発信していきます。よろしくお願いします。

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