「ほんとうに分かってる?」
ある日、ママから言われた言葉です。
心のどこかで、
「なんとかなるだろう!」
「赤ちゃんが生まれてからでも、大丈夫だ!」
と、思っていました。
でも、子どもが産まれてから
「もっと早く知っておけばよかった」
「事前に準備しておけば、何か変わったかもしれない」
と、後悔することもあったんです。
ママは、妊娠・出産、そして育児にいたるまで多くの試練を経験していきます。
だからこそ、パパもきちんとママの変化を理解して家庭生活をサポートする必要があるのです。
今回は、
これから赤ちゃんが産まれてくるママとパパに向けて、
- ママに、どのような変化があるのか
- パパが知っておくべき最低限の知識はなにか
について、
「ちょっとだけ先輩パパ」の私が気づいたことを、実体験談を交えて紹介します。
パパこそ、念入りに「心の準備」をしておこう
「ママを支えることができるのは、パパだけ!」と意識して、準備を始めよう。
ママが妊娠すると、
初めての出産、
初めての育児、
そして、初めての仕事と家事とのバランスに悩むなど――
何もかも「初めて」づくしの生活になります。
毎日毎日まるで出口のない迷路を走り続ける感覚ですが、その時間はあっという間に過ぎていきます。
「この時間をどのように過ごすのか」
それは、パパが事前に心の準備をしておくだけでも大きく変わっていくのです。
私は、なかなか「父親になる」という実感が持てませんでした。
そんな私が「パパを自覚した瞬間」についてまとめた記事はコチラ💡
【🔗パパになった日|初めての育児と父親としての目覚め | 子育ての道しるべ】
ママは、妊娠中から頑張っている
妊娠すると、体だけでなく心にも大きな変化が起きる。
妊娠といえば、「お腹が大きくなる」というイメージが真っ先に浮かびますよね。
でも、それだけではありません。
妊娠初期から、ホルモンのバランスが大きく変わり、突然の不安感や喪失感が生まれ、眠れなくなってしまうことだってあります。
つまり、ママは「見た目」の変化だけではなく、「目に見えないところ」もどんどん変化していくのです。
このようなママの心情の変化について、パパが事前に理解しておくことがとても大切になります。
ここでは、まず妊娠中に「パパに知っておいてほしい3つのこと」について、私の体験談をもとに紹介します。
つわりは「ただの気持ち悪さ」ではない
「つわり」と聞くと、吐き気や気持ち悪さなどを思い浮かべるかもしれません。
でも、実際は
食事がほとんど摂れていない……
起き上がるのもしんどそう……
水を飲もうとするけど、飲めない……
寝ては起きて、起きては寝てを繰り返す……
など、
こんな症状が毎日繰り返されます。
「もしかしたら、これは病気のレベルなのでは?」
と、不安になってしまうほどです。
ウチの妻も、「つわりだから仕方ないよ」と話していました。
でも、思うように動けずに苦しんでいる姿を見るたびに「ただのつわり」なんて言葉では片付けられないと痛感しました。
もし、「今日は気分が悪いみたい」とママが言っていたとしたら、
この言葉の重さを、パパは正しく理解して寄り添うことがとても大切になります。
-1024x522.png)
食生活は、「我慢と工夫」の連続になる
妊娠すると、急に食べられないものが増え、好きだった食べ物の匂いですら受けつけなくなります。
◯◯の匂いがもうダメ……
◯◯が食べれなくなっちゃった。悲しい……
この部屋の匂いが無理……
ウチの妻も、やはり同じような変化が見られたのです。
栄養を摂らなきゃいけないと分かっていても、口にできるものが限られている。
そんな姿を見て、私も心が痛みました。
何気なく「何か食べたいものある?」と聞いたこともありますが、
却って「栄養を摂らなきゃダメだよ」というプレッシャーになっていたかもしれません。
「バランスの良い食事を摂ろう!」
「必要な栄養素をしっかり摂ろう!」
こんな正論だって、逆にママのストレスになることだってあるのです。
決して、食べられないママが悪いわけではありません。
パパはママの変化をきちんと受け止めて、できることを一緒に探しましょう。
📍妊娠中に意識したい栄養素まとめ【保存版】
| 栄養素 | 主な働き | 多く含む食品 |
|---|---|---|
| 葉酸 | 赤ちゃんの神経管の発達を助ける | ほうれん草、枝豆、 ブロッコリー |
| 鉄分 | ママの貧血予防 赤ちゃんへの酸素供給 | レバー、小松菜、プルーン |
| カルシウム | 骨や歯の形成 ママの骨密度維持 | 牛乳、小魚、豆腐、 ヨーグルト |
| タンパク質 | 筋肉や内臓、胎児の成長に必要 | 卵、鶏むね肉、大豆製品 |
| ビタミンC | 鉄の吸収を助ける 免疫力を高める | いちご、みかん、ピーマン |
| DHA/EPA | 脳・視神経の発達を助ける | 青魚(サバ、イワシ) |
-1024x434.png)
「心の浮き沈み」が激しくなる
妊娠中、ママの精神状態は大きく揺れ動きます。
なんで、涙が出てくるの?
なんで、こんなにイライラしてしまうの?
今まで気にしなかったのに、パパのちょっとした言動が気になっちゃう……
落ち着いたかと思えば、疲労やストレスでまた不安になってしまうなど、心の浮き沈みが激しくなるのです。
ウチの妻は、特に泣いている時間が増えました。
「なんで泣いているか、自分でもわからないの……」
不安そうに、そして「助けてほしい」表情で話してくる妻へ、
どんな言葉をかけたらいいのか毎日悩んでいました。
でも本当は、
「大丈夫だよ。そばにいるよ」と安心できる言葉をかけられたら、妻の心は少し楽になったんじゃないかって今では後悔しています。
情緒が不安定になることは、決して悪いことではありません。
むしろ、命を育む中で体も心も必死に適応している証拠なんだと思います。
「なんで?」ではなく「そうなるよな」って受け止めることが、パパにとって大切な一歩になると思います。
- 妊娠中から、ママは目に見えないところで戦っている!
- ママの変化に対して、パパはきちんと理解して受け止めよう!
産後の生活は、想像以上に過酷なものになる
出産してからも、過酷な生活がしばらく続く。
出産後の生活は、決して楽なものではありません。
現実は、「体力勝負の毎日」でした。
ここでは、出産後に直面したエピソードを紹介します。
寝不足で疲れがまったく取れない
赤ちゃんは、2~3時間おきに泣いてママとパパを呼びます。
そのたびに授乳やオムツ替え、寝かしつけ、洗濯、部屋の片付け、そしてまた授乳と――
毎日毎日、この生活が休む間もなく続いていくのです。
私は1ヶ月の育児休暇を取得しましたが、
「ママひとりで回せるはずがない」
ハッキリと実感しました。
🔖パパは、「どうすればママの負担を減らせるのか」考えて行動しよう!
たとえば、
- ミルクの準備・片づけ
- 沐浴
- 寝かしつけ
など、ちょっとしたことでも十分です。
一日の中でパパがやることを必ず取り入れましょう。
家事は溜まる一方で、永遠に終わらない
赤ちゃんのお世話だけで一杯一杯の中、それでも家のことは止まりません。
「やっと終わった……」と思ったら、
また同じことの繰り返し――
次第に、動くことすら億劫になってしまい家事がどんどん溜まっていってしまうのです。
🔖パパは、家事スキルを磨いておこう!
子どもが生まれる前から、ママと一緒に家事を経験しておく。
これだけでも、十分に産後のチームプレイにも繋がります。
仕事と家事・育児とのバランスに悩む
仕事中でも、
ママ、ひとりで大丈夫かな?
休めているかな?
赤ちゃんは元気かな?
など、家庭のことを考えてばかりでした。
帰宅した後に、家事と育児に時間を当てられたとしても、圧倒的にママの負担が大きいのです。
こんな働き方でいいのかな?
でも、自分が働かないと家庭が回らなくなるし……
他にママの負担を減らす方法ってないのかな?
など、仕事と家事・育児のバランスについて悩み続けていました。
🔖夫婦できちんと話し合いをしよう!
お互いの悩みを共有することは大切です。
どこがしんどい?
どんなふうに手伝ったらいいのかな?
今の仕事で、何か「◯◯してほしい」っていうことはないかな?
など、
たとえ聞きづらいことであっても、お互いの意見を聞いて話し合う時間を取りましょう!
子どもが生まれたあとの生活は、想像していた「幸せな育児ライフ」とはちょっと違うかもしれません。
でも、一緒に悩んで一緒に工夫しながら乗り越えてければ、家族の絆は確かに深まっていきます。
パパに必要な「心構え」とは?
家事・育児は、「自分から気付いて動くこと」が大切になる。
決して、自然に身につく能力ではありません。「意識して気付こうとする努力」が必要になるんです。
完璧じゃなくていいから、まずは行動しよう
「何かあったら言ってね」ではなく、まずは自分から動くこと。
もしかしたら、「やってるつもり」になっているかもしれません。
でも、ママからすると、
「言わないと動かないパパ」よりも「言わなくても動いてくれるパパ」の方が、助かるのです。
最初から完璧を目指す必要はありません。
ママの負担を少しでも軽くできる行動を、無理なく続けていきましょう。
「パパだからこそできた」という経験をたくさんしよう
ある日、妻がいくら抱っこしても、あやしても、赤ちゃんが泣き止まない日がありました。
そんな中、
私が「代わろうか」と抱っこを交代したとき、赤ちゃんは不思議なくらいスッと眠ってくれたのです。
その瞬間、
「ママができないことでも、私がやったらできるかもしれない」
いう気持ちが込み上げてきました。
「パパだからできた!」
という経験を積極的に積み重ねていきましょう!
言葉に出していないママの悩みに気付こう
ママが何も言わないからといって、決して困っていないわけではありません。
むしろ、「言う気力すら残っていないほど疲れている」ことがほとんどなのです。
だからこそ、
- ゴミは溜まっていないか
- 洗濯物が山になっていないか
- 食器が流し台に残ったままになっていないか
- パパとの会話が減っていないか
- 笑顔が硬くないか
など、
小さなサインからママが疲れていることに気付けるかどうかが大切になります。
ママの表情や態度だけではなく、生活環境を見渡す習慣をつけましょう。
- 指示待ちから、積極的に動くようにしていこう
- ちょっとした家庭環境の変化に気づく努力をしよう
実体験から学ぶ、事前準備と現実とのギャップとは?
出産や育児にそなえて、仕事の調整を含めて早めの準備をすることは大切だが、現実は様々な問題や悩みごとが出てくる
この章では、事前の準備と育児が始まってから直面した悩みごと、改善すべきだった点についてまとめました。
- 仕事の調整について
出産直前まで、どのくらいの期間休めるのか分からず不安でした。
もっと早い段階から会社と相談しておけば、妻に安心感を与えられたかもしれないと思っています。 - ミルク・おむつ・沐浴などの基礎的な育児知識について
育児本や動画で予習はしていたものの、実際にやると「あれ?これで合ってる?」と戸惑いました。特に、初めての抱っこや沐浴は、緊張で手が震えるくらいでした。 - 夫婦での「生活リハーサル」をしよう
家事分担、夜間の過ごし方、周囲へのサポートのお願いなど――
出産前に、きちんと話し合っておくことの大切さを実感しました。
「私はこう思っている」、「ここが不安なんだ」
そういう気持ちを、ちゃんと話し合う時間を持つことをおすすめします。 - 「ありがとう」と「ごめんね」をきちんと伝えよう
忙しくなったり日常生活に慣れが生じてくると、当たり前の言葉が口に出せなくなるものです。だからこそ、意識して伝えることが大切です。
🔖一番後悔したこと:「育休をもっと早く考えておけばよかった」
私の職場では、育児休業を取った男性は誰もいませんでした。
妻も「無理して休まなくてもいいよ」と言ってくれましたが、
本当は、
「仕事を休んだら、職場に迷惑がかかるかも…」
「評価が下がるのではないか?」
「給料が下がって、家計を支えられないのではないか?」
そんな目に見えない不安ばかりを気にしていたんです。
それでも、思い切って1ヶ月の育児休業を取りました。
いざ取得してみて感じたのは、ただひとつ。
「あのとき休んで、本当によかった」という気持ちです。
🔗「育休を取ったらどんな生活になるんだろう?」
休暇を取得したからこそ見えた悩みや本当のつらさについてまとめた記事はコチラ👇️
【関連記事:育休は取れなかった。でも”1ヶ月の有給”が教えてくれた家族のかたち | 子育ての道しるべ】】

これから育休を取るか迷っているパパさんがいたら、是非迷わずに休みましょう!
職場の目を気にするよりも、今頑張っているママと、これから一緒に生きていく子どもをしっかり見つめて、パパとして一歩を踏み出してほしいと心から思います。
先輩パパとして、一番伝えたいこと
パパは完璧じゃなくていい。
”支える気持ち”や”迷いながらでも向き合う姿勢”があるだけで、ママも赤ちゃんも、そしてパパ自身も救われる瞬間がある。
私は今でも、育児に迷ってばかりです。
パパになってからも、
- 「この言葉がけで良かったのかな?」
- 「今の選択は間違っていないかな?」
と、日々悩んでいます。
でも、ひとつだけ大きく変わったのは――
「一緒に悩んで、一緒に歩いていこう」という覚悟を持てたことです。
ママと子どものためだけでなく、”自分自身のために”パパになっていく。
そんな感覚を、これからパパになるあなたに伝わってほしいです。
おわりに
子育てが始まると、今までの生活が一変します。
たくさんの初めてを経験し、たくさんの悩みごとや不安なことを経験していくでしょう。
でも、不安になるのは、きちんと向き合おうとしている証拠です。
たとえ自信がなくても、準備が不十分でも、「なんとかしたい」と思っているあなたは、もう立派なパパです。
このブログが、少しでもあなたの背中を押せたなら、これほど嬉しいことはありません。
私も、まだまだ迷いながら学びながら、パパをやっています。
だから一緒に、少しずつ前に進んでいきましょう。

本記事をご覧いただきましてありがとうございます。
他にもオススメの記事がありますので、是非立ち寄ってみてください✨️
🔗「これからパパになるなんて、まだ実感がわかない…」
”パパになった”と実感したあの日について、私の正直な気持ちをまとめた記事はコチラ👇️
【関連記事:【実体験】パパになった日。私が”父親”を自覚するまで | 子育ての道しるべ】
🔗「妊娠してから育児に至るまで、ママの心はたくさん変化します」
ママの「本音」と「気持ちの変化」、その向き合い方についてまとめた記事はコチラ👇️
【関連記事:【パパ必見!】育児と家事におけるママの気持ち | 子育ての道しるべ】

-120x68.png)

コメント