【パパになる前に】妊娠・出産・育児で知っておきたいこと

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「これからパパになるけれど、まだ実感がないんです」
そう思っている方、いませんか?

私もそうでした。
でも、いざ子どもが産まれてから思いました。
「もっと早く知っておけばよかったな」
「事前に準備しておけば、何か変わったのかもしれない」って――。

ママは想像以上にたくさんの試練を経験し、乗り越えていきます。パパもきちんとママの変化を理解して家庭生活をサポートしましよう!

本記事は、”ちょっとだけ先輩パパ”の私からリアルな体験と気づきをお伝えします。

初めての妊娠、
初めての出産、
そして、初めての育児――。

何もかも「初めて」づくしで、それはまるで出口のない迷路を毎日毎日走り続けているような感覚でした。
ママはお腹の中の赤ちゃんと一緒に、日々”母親”へと変わっていく。
でも、私はどこかその迷路を外から眺めているだけ。
なかなか”父親”になれないような感じがあったんです。

今回は、そんな私が出産前に知っておきたかったこと、心の準備として役立ったことを5つにまとめてみました。
これからパパになるあなたの「地図づくり」のヒントになりますように。

妊娠といえば「お腹が大きくなる」というイメージが真っ先に浮かびますよね。
でも、それだけではありません。
妊娠初期から、ホルモンのバランスが大きく変わり、突然の不安感や喪失感、そして眠れない夜が続くこともあります。
私も最初は「見た目」でしか妻の変化を感じられていませんでした。
でもある日、「妻は見えないところでも毎日戦ってるんだ」と気づかされたんです。
お腹が目立つ前から、体と心には大きな変化が起きていた――
その事実を、私たちパパも知っておくべきだと思います。

つわりは「ただの気持ち悪さ」じゃなかった

「つわり」と聞くと、吐き気や気分の悪さを思い浮かべるかもしれません。
でも、実際の妻の姿を見て、その認識は変わりました。
食事がほとんど摂れず、起き上がるのもしんどそうな日々。
もしかしたら「これは病気のレベルでは?」と不安になるほどでした。
妻は「仕方がないよ、つわりだから」と話していましたが、苦しんでいる姿を見るたび、「ただのつわり」なんて言葉では片付けられないと痛感しました。

「今日は気分が悪いみたい」――。

この言葉の重さを、私たちパパもちゃんと受け止めましょう。

つわりには個人差があり、始まる時期も、終わる時期も人それぞれ。
だからこそ、パパが正しく理解して寄り添う姿勢がとても大切です。

食生活も「我慢と工夫」の連続だった

妊娠してから、妻は急に食べられないものが増え、好きだった食べ物の匂いですら受けつけなくなりました。
「あんなに好きだった◯◯の匂いがもうダメ…」と、空間の香りにも敏感になっていったんです。
栄養を摂らなきゃいけないと分かっていても、口にできるものが限られている。
そんな姿を見て、私も胸が痛みました。

私は何気なく「何か食べたいものある?」って聞いたこともあります。
ですが、今思えばそれもプレッシャーになっていたかもしれないと感じています。
食べられないママが悪いわけじゃない。
むしろ、どうにか栄養を摂ろうと毎日工夫しながら戦っていたんです。

「バランスの良い食事を摂ろう!」「必要な栄養素をしっかり摂ろう!」という正論が、逆にママのストレスになることもあります。
だからこそ、相談窓口や地域の助産師さんを頼るのも大切です。
一人で抱え込まず、大切なママと赤ちゃんを守るためにも二人で支え合う意識を持ってほしい。
でもそれ以上に、「できることを一緒に探す姿勢」こそがパパにできることだと思います。

📝「妊娠中に意識したい栄養素 まとめ(保存版)」

栄養素主な働き多く含む食品
葉酸 🥬赤ちゃんの神経管の発達を助けるほうれん草、枝豆
ブロッコリー
鉄分 🩸ママの貧血予防
赤ちゃんへの酸素供給
レバー、小松菜、プルーン
カルシウム 🐟骨や歯の形成
ママの骨密度維持
牛乳、小魚、豆腐、ヨーグルト
タンパク質 🍗筋肉や内臓、胎児の成長に必要卵、鶏むね肉、大豆製品
ビタミンC 🍊鉄の吸収を助ける
免疫力を高める
いちご、みかん、ピーマン
DHA/EPA 🐠脳・視神経の発達を助ける青魚(サバ、イワシ)

妊娠初期は「葉酸」「鉄分」、後期は「カルシウム」「たんぱく質」が特に大切です。
 必要な養分が摂れないときは、サプリメントや栄養補助飲料も有効でした💡

心の浮き沈みも、きとんと理解しておきべきだった

妊娠中の妻は、日によって気分が大きく揺れ動きました。
突然涙が出たり、些細なことでイライラしたり。
気分が落ち着いたかと思えば、疲労やストレスでまた不安に逆戻りしたり…。

当時の私は、どう対応していいのかわからずに、ただ「どうしたの?」と戸惑うだけで、どんな言葉をかけたらいいのか悩む日々でした。
でも本当は、「大丈夫だよ」「そばにいるよ」と、たった一言でも安心できる言葉をかけられたら、妻の心は少し楽になったんじゃないかって、今はそう思います。

情緒の不安定さは、悪いことではありません。
むしろ、命を育む中で、体も心も必死に適応している証拠なんだと思います。

無言になる夜、涙が止まらない時間。
「なんで?」ではなく、「そうなるよな」って思えるようになることが、パパにとって大切な理解の一歩だと思います。

妊娠中のママは、目に見えないところでたくさん戦っています。
つわり、食生活の変化、心の浮き沈み…。
そのひとつひとつに、私は対応できませんでした。
だからこそ、これからパパになるあなたには、是非”ママの体と心の変化”について、早めに知っておいてほしいと思います。

夜中の授乳、寝不足、家事の山、そして夫婦の会話も減っていく――。
「赤ちゃんが生まれたら、幸せいっぱいの毎日が始まる」
そう信じていた私にとって、現実は”その幸せを守るために戦う毎日”でした。

夜中の授乳と寝不足は、想像以上だった

赤ちゃんは2~3時間おきに起きては泣き、ママとパパを呼びます。
そのたびに授乳、オムツ替え、寝かしつけ、そしてまた授乳…。

私は1ヶ月の育児休暇を取得しましたが、そのおかげでハッキリ実感しました。

「これは、ママひとりで回せるはずがない」
「寝かせてもらえるだけでもありがたい」

そう思えるようになったんです。

ミルクの準備や寝かしつけなど、パパができることは想像以上にたくさんあります。
「どうすれば負担を減らせるか」を考えて行動することが、パパに求められる大事な役割です。

家事の山に「やっているつもり」が追いつかない

掃除、洗濯、ごはんの支度。
赤ちゃんのお世話で時間が足りない中、それでも家のことは止まりません。

「洗濯物、取り込んだよ」
「ゴミ出しておいたよ」

そんな言葉は、もしかしたら”やってるつもり”になっているだけかもしれません。

ママは、家事の全体像を把握しながら動いている。
一方でパパは、「言われたら一部をやる」だけ――。

このギャップに気づくのに、少し時間がかかるでしょう。
子どもが生まれる前から、一緒に家事したり、ママから手順を教わっておくこと。
それが、産後の”チームプレイ”の準備になります。

仕事とのバランスに悩んだ日々

フルタイムで働く中、家に帰れば育児と家事が待っています。
「どっちも中途半端になっているかも…」
そんな焦りを感じる日も、何度もありました。
でも、そういうときこそ夫婦で話すことが本当に大切です。
「今、どこがしんどい?」
「どんなふうに手伝ったらいいのかな?」
お互いに聞き合い、話し合う。

「パパも大変。でも、ママはもっと大変

その気持ちを忘れずに持ち続けることが、夫婦で子育てを乗り越えていくために必要だと感じました。

子どもが生まれたあとの生活は、想像していた「幸せな育児ライフ」とはちょっと違うかもしれません。でも、一緒に悩み、一緒に工夫しながら乗り越えていく中で、家族の絆は確かに深まっていきます。それは、育児の中でもっとも尊い”プロセス”なんじゃないかと、今は思います。

今まで、「手伝って」と言われてから動いていたパパ、いませんか?
今日からは「言われてから動く」を卒業しましょう。

このスタンス、実は”協力しているつもり”になってしまっていることがあります。

でも、ママからすると、それは「言わなきゃ動かない人」。
育児では、”自分から気づいて動く”という姿勢が本当に大切なんです。

ある日ふと、「気持ちを察して動けたら、ママの心はちょっと軽くなるかもしれない」そう思う瞬間がきっと訪れるはず。
でも、それは自然に身につくものではありません。
”意識して気づこうとする”努力が必要なんだと私は感じています。

「これはママのサポートじゃない」と気づいた日

たとえば、寝かしつけの場面。
妻がいくら抱っこしても、あやしても、赤ちゃんは泣き止まない。
眠れない夜が続き、妻も私も焦りと疲労でいっぱいでした。
そんな中、私が「代わろうか」と初めて抱っこしたとき、赤ちゃんは不思議なくらいスッと眠ってくれたのです。
その瞬間、「ママを見守るだけじゃなく、私もチームの一員なんだ」と実感しました。
子育ては”ママのサポート”ではなく、”夫婦のチーム戦なんだ。
そう気づけた出来事でした。

気づけるかどうかが、優しさにつながる

ママが何も言わないからといって、困っていないわけではありません。
むしろ、「言う気力すら残っていないほど疲れている」こともあります。

ゴミが溜まっている。
洗濯物が山になっている。
食器が流しに残ったままになっている。

このような小さなサインに気づけるかどうかで、ママの心の軽さは大きく変わります。

完璧じゃなくていい。まずは行動しよう

「何かあったら言ってね」ではなく、まずは自分から動くこと。
最初から完璧を目指す必要はありません。
でも、「自分はこの家族の”チームの一員”なんだ」という意識を持って動くことで、パパとしての最初の一歩が踏み出せるのだと思います。
100点を取ろうとするよりも、
”ママの負担を少しでも軽くできる行動”を、無理なく続けていくこと。
それが、子どもが生まれる前から始められる「パパの準備」だと思います。

出産前に「やっておいてよかった」と思ったこと。
そして、「あのとき、もっと話しておけばよかったな…」と後悔したこと。
これからパパになるあなたに、率直な体験談としてシェアします。

  • 育児・仕事の調整
    ▶出産直前まで、どのくらいの期間休めるのか分からず不安でした。もっと早い段階から会社と相談しておけば、妻に安心感を与えられたかもしれないと思っています。
  • ミルク・おむつ・沐浴など基礎的な知識
    ▶YouTubeなどで予習はしていたものの、実際にやると「あれ?これで合ってる?」と戸惑いました。
    特に初めての抱っこや沐浴は、緊張で手が震えるくらい。
    知識と実践は違うと実感しました。
  • 夫婦での「生活リハーサル」
    ▶家事分担、夜間の過ごし方、周囲へのサポートのお願い――。
    出産前に話し合っておくことの大切さを実感しました。
    「私はこう思っている」「ここが不安」
    そういう気持ちを、ちゃんと伝え合う時間を持つことをおすすめします。
  • 「ありがとう」と「ごめんね」を大切に
    ▶忙しくなると、当たり前の言葉が口に出せなくなるものです。だからこそ、意識して伝えることが大事。
    「ありがとう」も「ごめんね」も、心の距離をグッと近づけてくれる魔法の言葉だと感じました。

📝一番後悔したこと:「育休をもっと早く考えておけばよかった」

私の職場では、育児休業を取った男性は誰もいませんでした。
妻も「無理して休まなくてもいいよ」と言ってくれました。
でも本当は、
「仕事を休んだら、職場に迷惑がかかるかも…」
「評価が下がるのではないか?」
「給料が下がって、家計を支えられないのではないか?」
そんな目に見えない不安ばかりを気にしていたんです。

それでも、思い切って1ヶ月の育児休業を取りました。
いざ取得してみて感じたのは、ただひとつ。

「あのとき休んで、本当によかった」

という気持ちです。

育休を取るか迷っているパパさんへ、もっと詳しくお話したいことがあります。
▶【育休、取ってよかった。私の決断とその後のリアル(近日公開予定)】

これから育休を取るか迷っているパパさんがいたら、是非迷わずに休みましょう!
職場の目を気にするよりも、今頑張っているママと、これから一緒に生きていく子ども。
その2人をしっかり見つめて、パパとして一歩を踏み出してほしいと心から思います。

私は今でも、育児に迷ってばかりです。
パパになってからも、
「この言葉がけでよかったのかな?」
「今の選択は間違っていないかな?」
と、日々悩んでいます。

でも、ひとつだけ大きく変わったのは――
「一緒に悩んで、一緒に歩いていこう」という覚悟を持てたこと。
ママと子どものためじゃなく、”自分自身のためにパパになっていく”
そんな感覚を、これからパパになるあなたに伝わってほしいです。

パパは完璧じゃなくていい。
でも、「支える気持ち」や「迷いながらでも向き合う姿勢」があるだけで、きっとママも、赤ちゃんも、そしてパパ自身も、救われる瞬間があります。

不安になるのは、きちんと向き合おうとしている証拠です。
自信がなくても、準備が不十分でも、「なんとかしたい」と思っているあなたは、もう立派なパパです。

このブログが、少しでもあなたの背中を押せたなら、これほど嬉しいことはありません。
私も、まだまだ迷いながら学びながら、パパをやっています。
だから一緒に、少しずつ、前に進んでいきましょう。

くー
くー

本記事をご覧いただきましてありがとうございます。
他にもオススメの記事がありますので、是非立ち寄ってみてください✨️





この記事を書いた人
くー

初めまして!くーです!
2021年に、最愛の第一子が誕生。仕事と育児の両立に奮闘する現役パパ(3年目)です。
「家族の時間を大切に」をモットーに、子育ての日常や気づきを綴っています。
子育ては、毎日悩みごとの繰り返し。そんな悩みごとのヒントになるような”道しるべ”を発信していきます。よろしくお願いします。

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