私は現在、妻と子どもの3人家族です。
妻は時短で働きながら、子どもは毎日保育園に通っています。ようやく育児にも慣れてきて、仕事と家事・育児のバランスが整い始めてきました。改めて「初めてパパになったあの日」のことを振り返ってみようと思います。
はじめに
2021.8月。
最愛の子どもが生まれました。
当時はコロナ禍。出産への立ち会いもできず、不安でいっぱいの中、妻はひとりで頑張って出産に臨んでくれました。
本当に、心から感謝しています。
この記事では、私が”父親になった”と自覚するまでの過程を、3つのエピソードでお話します。
初めてパパを自覚したとき
1.妊娠がわかった日
「子どもができた」と妻から聞いたとき、お恥ずかしながら私はまだ父親になった実感がありませんでした。
エコー写真を見てもなかなか実感がなく、日に日にお腹が大きくなる妻の姿を目にしても、どこか現実味がない自分がいたんです。
2.出産と入院生活
予定日が近づく中、私は1ヶ月間の休暇を取得しました。するとその翌日、妻の陣痛が始まり入院しました。
初めての出産。
でも、妻はひとりきり。
どれだけ不安で、大変で、心細かったことでしょう。
私ができることは、外からエールを送ること。神社でふたりの無事を祈ること。
そして、ただ祈ること—。
そして、その日の夕方。
「うまれた」
たった一件の通知が。すべてを変えました。
2,500g未満の小さな命
私たちの家族が、誕生しました。
入院中、妻は心も体もボロボロで限界だったと思います。それでも毎日、我が子の写真や動画を送ってくれました。
電話越しに聞こえる二人の声。
画面越しの小さな手が、妻の指をしっかり握っている姿。
—「あぁ、家族が出来たんだなぁ」
そう思うようになりましたが、”パパとしての実感”は未だぼんやりしていました。
3.初めて抱っこした瞬間
そいて迎えた退院日。
ついに我が子との対面です。
実際に会ってみると—
写真や動画で想像していた以上に、小さくて、か弱い。
とっても小さな体。
とっても細い腕や足。
掌にすっぽり収まる、重たい小さな頭。
この命を、初めて抱っこした瞬間。
「パパになったんだ」
そう、自分の中で何かが変わったんです。
「パパだよ、ありがとう」
息子にかけた、最初の言葉でした。
パパとして悩み始めたこと
家族3人での生活が始まってから、父親として直面した現実は、想像以上に大変なものでした。
・子どもの将来への不安
・妻の負担を少しでも減らしたい
・一家の柱としての責任
・仕事と家事・育児のバランス
・育児スキルの未熟さ
悩みや葛藤は尽きません。
周りの誰かに相談する機会もない中で、
「他のパパたちも、同じように感じているのかな」
「ママたちだって、きっと同じように悩んでいるよな」
そんなふうに思うようになりました。
パパになって、今思うこと
現在の私は、立派な”親バカ”です。
ここまで子どもを溺愛するとは、正直想像していませんでした。でも、そうなった理由には2つの気づきがあります。
1.子どもは、やっぱり可愛い
授乳(ミルク時間)、オムツ交換、寝かしつけ、着替え、沐浴、洗い物……
毎日があっという間に過ぎていきます。
「なぜ泣いているのか分からない」
「やっと寝たと思ったら、すぐ起きる」
「休む時間なんでない」
そんな毎日ですが—
それでも、子どもって可愛いんですよ。
ふとした笑顔や、初めて見る表情・仕草。
何度も何度も、心が救われました。
2.誰だって、最初は初心者
この当たり前の事実を、きちんと受け入れたとき、心がふっと軽くなりました。
「うまくいかない日があっても大丈夫」
「そういう時期もある」
「一歩ずつ、向き合っていこう」
ママもパパも、最初はみんな初心者です。
わからないことがあって当然。
うまくいかないことがあっても、それが当たり前なんだ。
そう思うようになってから、少しずつ気持ちが楽になり、前向きに変わっていきました。
そして今。
妻と子どもと過ごす日常が、とても愛おしく、幸せなものに感じられるようになったのです。
ブログに込めた想い
子どもはあっという間に大きくなります。
だからこそ、”今”の時間を思いきり味わいたいと思っています。
私はまだまだ新米パパですが、一つだけ自信をもって言えることがあります。
それは、「父親の存在は、とても大切だ」ということです。
育児、家族、仕事。
悩みの尽きない毎日だけど—
「事前に知っていれば良かった」と思うことも、たくさんありました。
このブログでは、
私の実体験を通じて「今、子育てに悩んでいるパパやママたち」や「これから子育てを始める方々」への”道しるべ”を作っていけたらと思っています。
一緒に、素敵な時間を過ごしていきましょう。
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