【体験談】育休は取れなかった。それでも「有給」を取得して過ごした1ヶ月間の実態

サムネイル画像(4記事目) 仕事と育児のリアル






「無理に育休を取らなくて大丈夫だからね」





不安そうな表情で、妻からそう言われました。

正直、「育休を取得するかどうか」私の心は乱れ続けていました。

でも、今だからこそ自信を持って言えることがあります。


それは、「とにかく、家族のそばにいる時間をつくってほしい」ということ。


もし、育休を取得するか迷っているのであれば、ママや赤ちゃんのためにも一歩踏み出してほしいのです。


実際に、赤ちゃんと一緒に過ごしたあの「1ヶ月間」は、私の人生を大きく変えました。


この記事では、
「育休を取得したい」けど迷っている方へ向けて、

  • 育休制度の基本について
  • 育休を取得できなかった理由
  • 有給を取得して休暇に当てた理由
  • 実際に、休んで得られたもの
  • 復帰後の職場の雰囲気
  • 反省点と学んだこと

について、
実体験談を交えたエピソードを紹介します。

今しか取ることが出来ないチャンスです!

この記事を読んだあとで、少しでも、あなたの背中を押せたら嬉しいです。


🖊️この記事で分かること

  • 「育休制度」の基本と注意点
  • 育休を取れなかった私が、有給で1ヶ月休んだ理由
  • 出産・育児のリアルと、実際に休んで得られた気づき
  • 復帰後の職場の関係と、今だから思う反省と学び
  • 「休もうか迷っているパパ」に届けたいメッセージ




結論

家族のために、一歩踏み出しましょう。


職場の目、人事の評価などを悩むかもしれません。

でも、たくさん葛藤して悩み続けて、
挙句の果てには「育休が取れずに有給を取って休む」という異例の決断をした私だからこそ自信を持って言えます。



「ぜひ、取得してください!(笑)」



なぜなら、「その時間は、必ずこれからの人生を大きく変える、かけがえのないものになる」からです。



理由

理由は2つあります。1つは、

育休と取得できるチャンスは「今」しかないから。


育休は、「子どもが生まれる」という限られた期間しか利用できません。
せっかく利用できる制度があるのですから、ぜひ活用しましょう。


2つ目の理由は、

育児と家事の両立が、いかに過酷であるか」体感できるから。


育休を取得すれば、育児と家事を両立することが、いかに大変であるか体感できます。


そして、仕事へ復帰した際に「ママがいかに過酷な環境で頑張っているのか」が分かるのです。


「家庭を回すのはママだけではなく、夫婦二人で回すことが重要なんだ」と気づけるようになります。


育休制度とは、育児のため一定期間仕事を休むことができる制度です。

男女ともに取得可能で、法律上も会社側に取得を拒否する権限はありません。


育児・介護休業法では、
原則として「子どもが1歳になる前日まで取得できる」と定められています。

また、1歳時点で保育所に入れないなど特別な理由がある場合、最長2歳までの延長申出可能です。

【参考:育児休業|育児休業制度特設サイト|厚生労働省」


育休取得のメリット


メリットとしては、

  • 子どものそばで、成長を見守れる
  • 育児と家事の分担がしやすくなる
  • 育児の大変さを実感することで、家族への理解が深まる
  • 育児休業給付金など、公的なサポートを受けることができる

などがあります。

つまり、公的な費用サポートを受けつつ「家族のことに集中できる時間」を得ることができるのです。

育休取得のデメリット


デメリットとしては、

  • 職場への相談や雰囲気に抵抗を感じることがある
  • 収入が一時的に減る(育児休業給付金は全額ではない)
  • 育休明けの業務復帰に、不安を感じることがある
  • 男性が少ない職場では、周囲との温度差に悩むこともある

などがあります。

つまり、育休取得の前後で心理的な抵抗が大きいのです。

男性の育休取得率は、近年増えてきている


厚生労働省の調査によると、男性の育休取得率は、

令和4年度:約17.1%
令和5年度:30.1%
調査開始以来、初の30%超え

令和6年度:40.5%

と、漸増しています。


つまり、「育休を取得しよう」という気持ちのある男性が少しずつ増えてきているのです。

「実際に取得している男性が増えている」という結果は、とても心強いですよね。


【参考:「令和6年度雇用均等基本調査の結果概要|厚生労働省



育休を取得した場合、雇用保険に加入している人で一定の条件を満たせば、育児休業給付金が支給されます。

ただし、「全額補償」ではありません。
賃金日額よりも少ない給付額となります。

【参考:育児休業|育児休業制度特設サイト|厚生労働省」


私は有給休暇を取得したので、賃金がそのまま支給されました。


育休を取得するためには、早めの申請が必要となる

育休は、法律上「育休を始めたい日の原則1ヶ月前までに申し出る」ことになっています。


他にも、出産予定日よりも早く赤ちゃんが生まれた場合等は、休業開始予定日の繰り上げ変更をすることもできます。

【参考:育児休業|育児休業制度特設サイト|厚生労働省」



取得するに当たっては、

  • 上司や同僚とスケジュールを調整する
  • 業務の引き継ぎをする
  • 「急に言われても困る」という反応を防ぐ

などの事前準備もありますので、やはり早めの申請を行うようにしましょう。


出産予定日のおよそ2ヶ月前くらいから余裕をもって相談を始めておきましょう。


🔖育休申請までのフロー(例)

  • 妊娠初期〜中期
    ママの体調が比較的安定している時期です。「育休」の話題を出してみましょう。
  • 妊娠後期(28週〜)
    育休の検討を本格的にスタートしましょう。この時期に、上司や人事にも相談をしておきましょう。
  • 出産予定の1か月前
    法律上の「申請リミット」です。 この時期を過ぎると、申請が間に合わない可能性もあります。
  • 出産へ
    事前に準備が整っていれば、スムーズに育休期間へ突入です!


このフローはあくまで目安ですが、
やはり早めの行動がカギになるでしょう。



理由はシンプルです。それは、

「妻の近くにいたい」けど、会社の評価を気にして決心が付かなかったから。


育休のことは頭の片隅にはありました。
でも、当時はずっと迷っていたのです。

理由①職場の目を気にしていたから


うちの場合、男性が少ない職場だったので、育休を申し出ることも大きなハードルでした。


法律上、会社側は取得を拒否する権限はないけれど、育休を取得することで、

「職場の雰囲気が悪くなったらどうしよう」
「休んだら評価が下がるんじゃないか」

など、「職場の目」や「評価」を気にしてしまったのです。

理由②気持ちの整理ができず、育休の申請が遅れたから


もちろん、パパとして、

「妻の負担を減らしたい」
「赤ちゃんが生まれてくる瞬間に、そばにいたい」

という気持ちもありました。


でも、仕事に対する不安な気持ちの整理ができず、時間だけが過ぎていってしまったのです。


結局、「休みを取ろう」と決断したのは、出産が間近に迫った頃でした。法律上の申請リミットを超えてしまったのです。


それは、

そばにいたい」という思いが強くなったから。



家庭の空気は、日に日に張り詰めたものへと変わっていく。
どれだけ励ましの声をかけても、どこか孤独を背負っているようにも見えました。


当時はコロナ禍でもあったため、
立ち会い出産は叶わず、病院で妻ひとりで不安と戦うことになることも分かっていました。


そんな中――

「無理に育休を取らなくて大丈夫だからね」

と妻から言われたのです。


その瞬間、決意が固まりました。

「パパとして、何ができるか分からない」
「でも、そばに居ることで二人を助けることができるのではないか」
「どんなかたちでもいい。家族で過ごす時間が大切だ」


そう確信して、「有給を使ってでも、家族との時間をつくる」と心に決めたのです。



🔖余談:病院での、ママ同士の会話


出産後、妻から興味深い話を聞きました。
入院中に知り合った妊婦さんと、

「私の主人も職場に無理を言って、休みを取ったんです。本当に安心しました」

こんな話をしていたそうです。

やはり、「パパがそばにいること」は、本当に心強くて、ホッとできるようです。



できるだけ早く相談しよう!


なぜなら、相談をすれば、

  • 選択肢が増える
  • 心の負担が減る
  • 先輩たちの意見が聞ける

といったメリットがあるから。


休み方は一つではありません。
でも、そばにいられる時間は「有限」です。


後悔しない選択をするためにも、早めの相談をしましょう。


休暇前に抱えていた「悩みごと」は消えた。

仕事への不安は、頭から消えた

正確には考える余裕すらありませんでした(笑)

なぜなら、

目の前には、泣き止まない小さな命と、それを支える妻がいて、「自分がどう動くかで家族の空気が変わってしまう」と体感できたから。


慣れないミルク、夜泣き、オムツ替え、沐浴、そしてまたミルクなど――

気付いたら、あっという間に一日が終わってしまうのです。

他のことを気にしている余裕は、まったくありませんでした。

有給を取得して「正解」だった

妻の気持ちに寄り添って正解でした。

なぜなら、「一人で家事と育児を両立させることは過酷である」と実感できたから。


出産後のママは、心も体も限界であり、圧倒的なハンデを背負っています。

だからこそ、パパがいるだけでママの負担はかなり軽減できます。


そして、いよいよ職場に復帰――
ただ、久々にスーツを着て、職場に向かう私はどこか落ち着かない気持ちでした。


復帰後の職場は、正直言うと少し空気が悪かったです。

挨拶を交わす上司や同僚の表情が、どこかよそよそしいような…そんな空気がありました。
でも、それは事前にしっかり話し合いをせず、突然のような形で休みに入ってしまった――
そんな自分自身の不手際が原因だったと思います。

「あのときちゃんと伝えていれば」

何度かそう思ったこともありました。

けれど、あれから4年。
今では、子どもの話で自然と盛り上がることも増えました。
急な体調不良で休むときも、「大丈夫?」と気遣ってもらえるようにもなりました。

最初から敵だったわけじゃない。きちんと話せば、理解は生まれる
この経験があったからこそ、そう思えるようになりました。


くー
くー

子どもと過ごせる時間は”今”しかありません。
家族とどう向き合うか――それは、自分の生き方そのものに関わってくる。
休暇を取ってみて、ようやくその意味を肌で感じることができた気がします。



使える制度は「今」しかない!

迷っているなら、一歩踏み出してみてください。

「制度がある人」は迷わず使ってください。
「制度がない人」も、どうか”できること”を見つけてみてください。

私も悩んだし、決して勇気があったわけではありません。
でも、あのとき「休もう」と決めた自分を、今では誇りに思っています。

必ず、その時間は”これからの人生を多く変える、かけがえのないもの”になります。


「できることを選んで」行動しよう

「会社には制度がないから”諦める”」ではなく、
「今できる方法を探す」ことが、家族との時間を守る第一歩です。

仕事は代わりがいても、
”今この瞬間の家族との時間”には、代わりがいません。

あの1ヵ月で、私の中の”育児感”は大きく変わりました。
そして何より、「家族になる」ってこういうことかもしれない――そう思えた日々でした。

育休でも、有給でも、あなたにできる範囲で構いません。
大切なのは、そばにいる「時間」を選ぶこと。

その選択が、きっとあなたと家族のこれからを支えてくれます。

「育休は取れなかったけれど、それでもできることはある」
そんな想いが、これからパパになる誰かの心に届きますように。

くー
くー

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
パパとしての一歩を踏み出す方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです✨️


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この記事を書いた人
くー

初めまして(^^)くーと申します♪
仕事と育児の両立に奮闘する現役パパ(4年目)です。
2021年に、最愛の第一子が誕生!
「家族の時間を大切に」がモットー✨️
子育ては、毎日悩みごとの繰り返し。そんな悩みごとのヒントになるような”道しるべ”を発信していきます。よろしくお願いします。

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